車を売る時に傷やへこみは直した方が良い?4つの悩みを徹底解説!

車を売る時に傷やへこみは直した方が良い?4つの悩みを徹底解説!

 

 

車の売却を検討している方からよく耳にする話が

 

「傷やへこみが残っている状態だと査定に影響しそう。直した方が良いよね?」

 

確かに車は新車に近い形で残っていればマイナス要素は無いですし、査定額は高くなります。

 

しかし、ガレージ保管しているような車でない限り傷が無い車というものはありません。

 

車を売却する際の傷やへこみに関して、友人やネットなど様々な方の悩みを聞いてみた所…

 

・傷一つずつ査定に影響する?

 

・傷やへこみは直してもらった方が良い?

 

・少しの傷やへこみなら自己修理で大丈夫?

 

・薄くて細かい傷でもマイナス査定だよね?

 

大まかにこのような悩みがありました。実際に車を売却する時はとても気になる内容ですよね。

 

では、上記4つの悩みを説明していきたいと思います。

 

傷は一つずつ査定に影響する?

傷やへこみなどがある車は査定金額が下がってしまうのは仕方ないです。ですが、査定士の方は傷やへこみを一つずつ個別に査定している訳ではないです。

 

査定は車全体を総合的に見て査定金額を決めています。査定には5段階の評価点というものがあり、値段を決める基準となっています。

 

傷やへこみは直してもらった方が良い?

車の傷やへこみは直してもらった方が査定は下がらないのは確かです。しかし、直してもらった金額全て査定に上乗せされるわけではないです。むしろ修理した金額の方が高く付いてしまい、損をしてしまう可能性があります。

 

傷やへこみは直さずそのまま査定に出す方が総合的にみて得になります。

 

少しの傷やへこみなら自己修理で大丈夫?

はっきり言ってしまうと、自身がプロの修理屋であればお金もそこまでかからないのでパテ埋め・塗装などの自己修理は得になります。しかし、車を売却予定の方のほとんどは修理などはしたことが無いですから、自己修理をせずそのまま査定に出すことをオススメします。

 

素人の自己修理でやりがちな事は、タッチペイントで傷を補修したり、スプレーペイントで塗装してしまう行為です。

 

タッチペイントの場合は傷に塗るだけですが、傷の凹凸がある上に塗るだけなので逆にかなり目立ってしまいます。また、車の塗料面というのも経歴劣化をするので新車と同じ色とは限らず、塗った部分とは色違いになってしまい目立ちます。

 

スプレーペイントの場合は傷を平らにしてパテ埋めをし、研磨してスプレーペイントをしますが、素人がやろうとすると非常に目立ちます。プロの修理屋の人は、『傷を研磨』『パテ埋めして研磨』『サーフェイサーを塗装』『スポットパテで穴埋めして研磨』『塗装』『クリア塗装』とこれだけの段階を踏んでようやく傷やへこみの修理が終わります。

 

これを素人がやるとなると技術が必要になりますし、スプレーペイントではムラなく塗るのは非常に困難です。

 

そういった理由から、自己修理をせずにそのまま査定に出す方が余計なマイナス査定になることはありません。

 

薄くて細かい傷でもマイナス査定だよね?

薄くて細かい傷がよくある場所はドアを開ける部分です。どうしても爪や鍵などで傷をつけてしまう事が多いです。

 

そういった薄くて細かい傷というのはマイナス査定になるかならないかの判断基準があります。簡単に言ってしまうと、「傷が消えるか消えないか」の基準になります。

 

その基準を何で判定しているのかというと、「コンパウンド」という塗装面を研磨して傷を消す研磨剤があります。

 

コンパウンドを使って消える傷は、基本的にマイナス査定の対象とはならないのです。

 

「じゃあ傷がある所をコンパウンドで消せばいいんじゃ?」

 

確かにそうですね。しかし、注意してほしいことがあります。先程も言いましたが、コンパウンドとは「研磨剤」です。塗装面を細かい粒子の研磨成分で削って傷を平らにしています。塗装面を削るということは、クリアや塗装の厚みが薄くなっていくということになります。コンパウンドを使って磨きすぎるとムラができたり傷が増えたりしてしまいます。

 

そういったリスクが伴うので、作業に慣れていない人はそのまま査定をした方が良いです。

傷やへこみのまとめ

如何だったでしょうか?車を売却する時は傷やへこみがなくキレイな状態の車は査定が高くなります。

 

しかし、車を所持している方のほとんどは傷やへこみというのは付き物だと思います。

 

そこで査定前に傷やへこみを直すかを考えてしまいがちですが、手間や金銭面を総合的に見ると直さずに査定を受けた方が断然得をします。

 

直したことで査定額は上がりますが、それに見合った査定額にはなりません。修理には部品や塗料等の他に人件費や工賃が含まれます。

 

プラス査定になるのは部品や塗料の部分だけであって、人件費や工賃は査定には反映されないのです。

 

それを知ってまで修理をすることは正直メリットが無いと思います。

 

車の傷やへこみは直さずに査定をしてもらうようにしましょう!

 

 

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