車を売る時はカーフィルムを剥がした方が高い?
カーフィルムにはUVカット効果があったり、プライバシーを保護する目的でも使用されていて若い方から年配の方まで人気ですよね。
今や車のカーフィルムは殆どの人が貼っているのではないでしょうか。
それだけ人気のあるカーフィルムですが、車を売る時にどのような影響があるのかご存知でしょうか?
車は売る時、社外パーツを沢山付けている車より純正に近い状態の方が高く売ることができます。
それを考えると、カーフィルムも剥がした方が良いのでは?と思う方も多いはずです。
そこで今回は「カーフィルムは査定前に剥がした方が高く売れるのか」をしっかりとご説明したいと思います!
カーフィルムは査定にどう影響する?
カーフィルムを貼っていることで査定にどのような影響があるのか?まずはそこをご説明したいと思います。
カーフィルムのプラス査定
カーフィルムはキレイで傷が付いていなければプラス査定!と言う方もいますが、実は査定ではカーフィルムを加点対象として見ていません。
買取店では純正に近いほど査定での加点が多くなります。プラス査定にはなりませんが、傷が無くキレイな状態であればマイナス査定になることはありません。
カーフィルムのマイナス査定
カーフィルムを貼っていてマイナス査定になってしまう部分は2つあります。
減点 |
マイナス査定 |
---|---|
10 |
カーフィルムの可視光線の透過率が70%未満 |
10 |
カーフィルムに傷や穴、シワなどがある |
可視光線の透過率というのは、光を通す割合を表しています。
カーフィルムは、ガラスに貼った状態で70%以上の透過率が無ければ車検に通りません。注意してほしいのは、全てのガラス部分が対象ではなく、フロントガラスと運転席・助手席側のガラス部分が70%未満で車検非対応になります。(※リアガラス・後部座席のガラスは規制が無い為、透過率が70%未満でも車検可)
70%未満の透過率のカーフィルムをフロントや運転席・助手席側のガラスに貼ってあることでマイナス査定になってしまいます。
また、傷や穴、シワなどが目立つカーフィルムを貼っていても査定はマイナスになります。どの部分でもそうですが、傷などが付いていれば査定は低くなります。
減点10とありますが、1点につき約1,000円なので、減点10=約-10,000円となります。ガラス1枚につき減点10ではなく、車1台分としてカウントしているので10,000円以上にはなりません。(※車種によっては異なります)
車を高く売る為にもカーフィルムは剥がすべきか?
結論から言いますと、カーフィルムは剥がさずにそのまま査定へ出すべきです。
カーフィルムは剥がそうとすると、とても大変な作業です。無理にでも剥がそうとしてガラスに傷ができてしまったりしたら余計にマイナス査定になってしまいます。
カーフィルムでマイナス数千円で収まるはずが、ガラスに傷が付いてしまったことで数万円もマイナスになった!となってしまったら目も当てられませんよね…
なので、カーフィルムは剥がさずそのまま査定を受けるようにしましょう。
業者にカーフィルムを剥がしてもらう方もいますが、基本査定では剥がす為に掛かった金額全てが反映されるわけでは無いので注意しましょう。剥がす為に掛かった金額の方が高くなってしまうこともあるので、なるべくそのまま査定に受けるようにしましょう。